自分は一体他人から見たら、どんな顔に映るのだろう??
近頃、道で行き交う人の顔を見るのが好きだ。

そうすると、なかなか人って面白い。
眉間にしわを寄せて難しそうな顔をしている人、きっと怒ってはいないけれど怒った顔になってしまっている人、ボーっと一点を見つめて歩いている人、本当に様々。
一人で何も考えず、歩いている時って案外と素の自分が出ている気がする。
この人はきっとこんな人生だったのかな〜、なんて勝手に思いながら人の顔を覗いてしまう。
「人相学」なんて言うけれど、その人の顔つきや皺、筋肉の付き方でその人の運命や性格を占うものもある。よく考えたら、顔なんて正にその人の生きざまそのもので、「顔に現れる」というのは当たり前のことかもしれない。
だって、心配ばかりしている人はそういう顔をする時が多いのだから、そういう筋肉の付き方になるだろうし。
笑っている事が多い人は、笑い皺なんてものもあったり!歳を重ねるほど、その人が毎日をどんな時間で過ごしていたのかが、きっとじわりじわりと年輪の様に重なっていくのだろうな〜(・−・)と、思う。
先日TVで「NCCA全米レスリングチャンピオンのアンソニーさん」の特集を見た。
彼は、生まれつき片足がない。
そんな彼が一般のレスラーと戦って、見事全米チャンピオンになるなんて、信じられないほど素敵で格好良すぎる出来ごとだ!
私が何よりも感動したのは、彼のキラキラと光る瞳が本当に優しい目をしていたことだった。
自分の与えられた境遇を、見事にプラスに変えて勝ち取ったチャンピオン。
その自信に満ちた顔は、決して苦しみを表すような顔ではなく、多くの愛で満たされている心をもった本当のやさしさに溢れる笑顔でした。
本当に強い人は、きっとこんな顔になるんだ・・・!
実は私にも目指したい顔の人がいる。
それは、私の祖母。
顔だけじゃなく、ふくよかな体や優しくまあるい暖かな手、いつもニコニコと迎えてくれるおばあちゃん。
おばあちゃんの太ももに足をからめて眠るのが大好きだった。

祖母の顔を時折思い出しながら、戦争を生き抜いた壮絶な人生も同時に想像することもある。
人は苦境をどう乗り越え、どう自分に刻み込むかによって、その人の顔の年輪も変わってくるのだろう。
アンソニーさんや、祖母の様に、いい笑顔が刻み込まれるよう生きていきたいと思う。

何もかも包みこめる、優しい顔になれることを夢見て!(・・・目指してはいますが、現実は角がはえるオニババーのようでしょう・・・)
ハア〜〜〜、まだまだネ!

じろじろと人の顔を見る、あやしい人がいたらごめんなさ〜い〜!
ではまたね〜(^−^)!チャオ!!
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